2005年 8月 2日 の記事

お詫びして訂正の続き

このスレで仲ファンさんが指摘してくれたんですが、八木麻紗子さんは「キャンパスパーク」と「キャンパスナビ(GETTI関係)」と両方のHPに出てるんだなあ。複雑で、わかりづらいなぁ。

矢野 誠 「質の時代」のシステム改革 良い市場とは何か

矢野 誠 「質の時代」のシステム改革 良い市場とは何か 

自分の読みたいところを中心に読んで、あとはちょろちょろ流し読みしただけなのでアレですが、基本的には「競争と『高質な市場』で『質の時代』を作っていこうぜ」という本・・・のような感じ。ミクロ的な裏づけの部分は大分噛み砕いて説明してあるので誰でも読めるが、2,800円は高い。

本書で読みたかった所というのは、ハリウッドがやっていた映画の配給についての箇所。パラマウントなどの総合映画会社がやっていた、A級映画とB級映画の抱合せ販売についてのところ。この抱合せ販売が、競争を阻み、市場の質を下げ、映画の質をも下げたのだという話。

それ以外にちょっと新鮮だったのは、労働市場の長期雇用についても、この「抱き合わせ」的な考え方で分析していたことである。これに類するものは一般企業の長期雇用と年功序列に関する給与カーブだが、この章では、特にメジャーリーグの選手や、ハリウッドなどの俳優、レコード業界と契約を結ぶミュージシャンについての雇用契約についての分析が主。買い手の独占力と競争の排除の結果、これらの産業の労働市場が歪められていたというような文脈で分析している。

日本では、いま、個人に対する細分化されたサービスに対する需要が増加し、労働者個人の才能が決定的要因となると思われる「コンテンツ」を経済の柱にしていこうとしている。そんな日本の将来の労働環境を考える上で、これはたいへん興味深い内容。

他にも資本市場とかについても書いてあるけど、そっちは未読。

ルパン

方々で言われているが、この間テレビで流れた「ルパン三世 天使の策略?夢のカケラは殺しの香り?」は実に糞だった。最近5年ほどのテレビSPの中でも、群を抜いて糞でした。年に一本しか作らないテレビスペシャルなのにこんなもの作らなくてもいいだろ。。。

脚本家氏は、自分のHP(BBSに批判が集中して「批判は真摯に受け止める」と言いつつ、結局HP自体を閉鎖した模様)の日記で、「要は女の使い方でしょ?」とのたまっていたらしいが、その「女の使い方」が一番ダメだ。

何がダメかって、まず第一にキャラ設定がダメだ。ハイレグレオタード姿の女だけの背景不明の反米テロリスト組織って何?重火器と爆薬のプロのはずの中ボス女が、小麦粉倉庫の中で銃を乱射しまくって粉塵爆発で自爆とかないだろ。それに、敵の中ボス女の数が多すぎて(正味一時間半なのに4人もいる!)そいつらの背景が作品内に全然描けてない。大ボス女も叫びながら銃を乱射するだけで何を考えているのか理解不能で、大ボスのくせに見せ場はゼロ。

話の回し方もダメで、ヒロイン以外の中ボス3人の印象が薄くなることへの対処なのか、中ボス3人と次元・五右衛門・不二子を中途半端に絡ませている。そして、そのせいで、元から内容が希薄なストーリーが更に無内容になっていく。

このスペシャル見た後、「ルパンってこんなつまんなかったっけ?」と思い、一週間の間、過去作品のビデオ借りてきたり(同じような人が多いのか、ビデオ店でもルパンのコーナーはレンタル中の空ケースだらけ)、マンガを読んだり、サントラ聞いたりして再確認。
ヘミングウェイ・ペーパーの謎」と「炎の記憶?TOKYO CRISIS」を見たが、やっぱりルパンは面白いけど、この作品はダメ。

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