ルパン三世 ヘミングウェイ・ペーパーの謎を飲んだ帰りにツタヤで借りてきた。

この作品はルパンTVSPの中でもかなり好きな一本である。雰囲気作りが抜群にうまい作品だと思う。

全体に漂うウェスタンの匂い。その匂いの元は、舞台の島を意識的に西部風に描いている(給水塔、マリアのバーの作りなど)ことと、クリント・イーストウッドの吹き替えをやっていた山田康雄という名声優のおかげなのだろう。栗田貫一も違和感なくなったけど、やっぱり山田ルパンはちょっと違うと感じざるを得ない。

そして、文豪ヘミングウェイが残した手記を手がかりに謎のお宝を追うというロマン。お宝の正体が判明したところで、そのロマンはさらに高まる

敵役のクレイジーマッシュも、アクが強くてキャラがめちゃくちゃ立っている。ファイナルファイトやストゼロ2に出てくるロレントみたいな服装。そしてブチキレ具合がまたいい。

残念なのは銭型の活躍の機会が無しだったところくらい。

ルパンが好きな人で、この作品を見たことがない人は是非一度見てほしい。先日の「天使の策謀」がいかに、雰囲気ダメ、話にロマンなし、敵キャラがカスだったか、というのを再認識させられる作品。