2006年 9月 の記事

公務労働者の週間記録

  • 先週は割と早く帰宅できていたのだが、今週は詰まっていた業務も色々と動き出して多忙。とはいえ、同期には朝まで残業して寿司を食べに行くような猛者もいるので、比較すれば楽な方なのでしょう。
  • 総裁選に関係する報道を観察していて、彼ら報道関係者にとっては、霞が関って本当に目の敵なんだなと思った。
  • 土曜が祝日の場合、なぜ月曜は振替休日にならないのか。
  • このボロアパートを抜け出したいので、引っ越し費用捻出のため、昼飯は弁当を持って行くことにした。
  • 季節の変わり目で体調不良。連れの買い物に一緒に行こうと思ったけど断念。。
  • そして引きこもり。駅前のツタヤで「(ハル)」という映画をレンタルしてきて鑑賞。まだ情報通信の主力が、WWWではなくパソコン通信だったころの話。メールのやり取りの中で、遠く離れた男女の気持ちが通じ合っていくストーリー。ダイアログが音声じゃなくてスクリプトで表示される表現の形式が、静かで、独特のスピード感があって、心に沁みた。この映画が作られたころから10年、情報機器を使った通信の形態、技術、方法、そして出来ることは大きく変わってるけど、その目指す本質はきっと変わってないはずである。しかし、深津絵里には「踊る大捜査線」のようなツンデレよりも、この映画の「(ほし)」や「最高の片思い」の「うさぎ」のようなしっとり目の役があっている。

市場化テストを

市場化テストという施策を知らない人が96%もいるらしい。確かに「市場化テスト」って、聞いただけじゃ何のことなのか想像できない。ネーミングセンスがなさすぎだな。

市場化テスト「知らない」が96%=公共サービス「満足」は減少?内閣府調査

日米欧の温度差

各国(地域)の著作権法の成立までの経緯が想起されるような9月20日現在のニュースをクリップ。ちょっと面白い。アメリカは流石というか柔軟。日本は良くも悪くもそれを換骨奪胎。ヨーロッパは不便すぎ。

    アメリカ

  • TechCrunchによると、この提携成立の背景には、YouTubeが「投稿(ビデオ)作品中に著作権の設定された音楽が存在することを自動的に探知する技術を開発した」という要因があり、それによって「Warnerは(ユーザーの投稿した)ビデオのアップロードを許可するか拒否するかを選択できるようになる」ほか、「(YouTubeから)Warnerに支払うべき著作権料も自動的に計算される」ようになるという。 あのYouTubeがついに?!–ワーナーと提携、音楽を無料・合法配信へ – CNET Japan

  • 米YouTubeと米Warner Music Group(WMG)は,YouTubeの動画共有サイト「YouTube」によるコンテンツ配信に関して提携関係を結んだ。両社が米国時間9月18日に明らかにしたもの。WMGは,同社が所有するミュージック・ビデオや音楽コンテンツをYouTubeで配信する。「YouTubeユーザーは,WMGが提供するミュージック・ビデオや音楽を,自作ビデオで合法的に利用できるようになる」(両社)。
    YouTubeとWarner Musicが提携,Warnerの音楽コンテンツを利用可能に – ITpro

    日本

  • 東京地盤のテレビ局、東京メトロポリタンテレビジョン(MXTV)が自局で放送中の番組「BlogTV」をあのYouTubeなどの動画投稿サイトに自ら配信するという試みを開始した。各テレビ局は動画投稿サイトに違法にアップロードされた番組に対し、膨大な数の削除要請を時間とコストをかけて行っているが、今回は当のテレビ局自身がアップロードを行い始めたわけだ。当たり前だがこれを合法的に出来るのはテレビ局以外にはあり得ないのだが、非常に積極的で革新的な戦略だと言える。(江口靖二)
    「あれはMXさんだからできること」と、その他のテレビ局関係者は口を揃える。MXTVは東京の最後発かつ、唯一のUHF局ということで認知度はあるが実際に見ている人(UHFアンテナを立てたり、ケーブルテレビ経由で見られる状態にある人)は多くないという事情があり、1人でも多くの視聴者を獲得したいという思いは人一倍強い。キー局のようなネットワーク局もないので単独の判断が可能だ。著作権に関しては新番組であるから権利処理できることだけやればいいし、出演者は司会のKNN神田敏晶氏を中心に全員ネット側の人々だから問題はない。そして何よりも、今回は番組スポンサー(ネット関連サービスのデジタルガレージ)の意向が強く働いたはずだ。
    こうしたことから、今回のBlogTVのケースがすぐに他のキー局に波及するとは考えにくい。MXTVも「BlogTVのコンセプトがMXTVの全番組に適用される訳ではない。抗議すべき著作権違反にはきちんと対応していく」としている。そもそもキー局は話題性や実績はともかく、すでに様々な形でネット配信を行っている。
    理由はどうあれ、こうした試みがパンドラの箱を開けたことになるのを後になって気が付くことになるに違いない。
    では、テレビ局は動画投稿サイトについてどう考えているのだろうか。テレビ関係者はこう言う、「素人動画はゴミだ」。
    素人動画サイトを「ゴミ」と見下すテレビ的発想の限界 – IT-PLUS

  • 社員約10人、スタッフ約10人がアップロードされた映像のチェックや利用者へのサポートを担当しており、24時間体制で常時5人程度がチェックできるようにしている」「著作権に違反してもいいというのは、我々が目指しているCGM文化ではない。みんなのための映像共有サイトなのに、その一方で権利を侵害されて困る人がいたら、それはみんなのためにはならない。ただし、何でもかんでも規制をかけたらやりにくくなるのは確かで、自由さと著作権を両立する方法を模索していく。
    「著作権、守るのも手放すのも必要」――フジ子会社「ワッチミー!TV」の時澤正社長 – IT-PLUS

    ヨーロッパ

  • 世界最大の検索エンジンである米Googleはベルギーの裁判所により、フランス語の日刊新聞サイトからの記事の引用の中止を命じられた。オンラインでは一般的なこうした慣行を著作権侵害と判断するのは、これまでにない厳しい判決だ。世界最大の検索エンジンである米Googleはベルギーの裁判所により、フランス語の日刊新聞サイトからの記事の引用の中止を命じられた。オンラインでは一般的なこうした慣行を著作権侵害と判断するのは、これまでにない厳しい判決だ。Googleに対する申し立ては、ベルギー国内でフランス語とドイツ語の出版物の著作権を管理する団体Copiepresseによって行われたもの。
    ITmedia News:ベルギーの裁判所、Google Newsは著作権侵害との判決

いちげんさん ICHIGENSAN

タイトルで興味持って借りてきた。

同志社に留学中のスイス人の男が、盲目の日本人ヒロインと京都で過ごす1989年から1990年までの一年間を描いた映画。ストーリーは原作がすばる文学賞ということで、すばるっぽい。というか題材からすばるっぽい。ヒロインの鈴木保奈美はこの作品で引退したという。引退作品だからなのか、ヌードシーンが多い。

さて、見知った街並みが続々と出てくるので嬉々としていたら、それを覚めた目で見ていた連れから「そんなに京都に帰りたいのw?」と突っ込まれた。そりゃ、いわゆる「一見さん」のような、典型的な学生生活を過ごしてたわけだけれども、ここ川崎のうらぶれた街並みや人だらけの東京都心と比べたら、京都の方がだんぜん良いに決まっている。

なお、本作は京都市の映画製作助成事業「京都シネメセナ」の第一回の対象作品だというが、映画そのものも助成事業も知らなかった。さらに、このシネメセナとやらは、既に「財政非常事態宣言」に伴う緊急対策により、第三回を迎えずして事業が休止状態のようである。映画の街としての京都の復活には、市の財政逼迫という困難も横たわっている。。

映画に出てきた銭湯「葵湯」をぐぐってみたら、奇しくも明日9月19日に閉店するそうだ。時代は流れるのお。

カナダドライ・パイナップルフィズ

炭酸飲料でパイナップル味というのは多くない。最近のものですぐ思いつくのは、ダイドー復刻堂のパインサイダーや出ては消えるファンタのパインくらい。

本作、割とロングランである。炭酸飲料で一月以上コンビニに残るというのが珍しいのに、パイナップルのようなマイナーフレーバーでこれだけ販売が継続されているのは快挙だろう。カナダドライブランドということで炭酸強めの甘さ控えめにはしているが、パイナップルの甘い香りがうまくそれをうまく補ったのが受けたのだろうか。

同時企画されて発売されたサントリー・デカボンベなどは既に店頭から消えてるわけで、去年からのアクエリアス・フリースタイルの定着といい、最近のコカ・コーラの商品開発力は高い。

06091801.JPG

  1. 同じカナダドライブランドでマイナーフレーバーのカシスフィズなど速攻で消えた。 []

ルパン三世 セブンデイズ・ラプソディ

なんとかかんとか9時ぎりぎりに帰宅できたので生視聴。

今作はごく普通に面白かったです。ストーリーの流れも悪くなく、オチの付け方もいい意味で先が見えていたという感じ。ファイヤーという敵役が、中ボス設定にしてはどうにも小物くさいなーと思ってたら本当に小物役だったし、途中でいい具合にラスボスの転換があったりするところも楽しめた。ヒロインがこれぐらい目立たない存在というのも、それはそれでいい。ヘタに萌え系声優出されて無駄に目立たせられるよりはずっといい。今作は、DVDレンタルが開始したら借りて見直そうという気になれる。

また、随所に入っている小ネタに昔のテレビスペシャルの作品と同じような雰囲気を感じながら見ていたら、脚本家がそのころと同じ人だったのね。

ルパン三世体験を思い出してみると、就学前にルパン三世PARTⅢをギリギリ生で見ていた計算になるが、これはほとんど覚えていない。むしろ、モナリザのニセモノが大量にあるのとか、斬鉄剣でコンニャクが切れない話とか、再放送だったであろう第2シリーズの特定エピソードだけ覚えている。

完全に記憶に残ってるのはテレビスペシャルの「バイバイ・リバティー危機一発!」や「ヘミングウェイ・ペーパーの謎」から。本作は、そのころの雰囲気が出ていたため、よけい楽しめたのかもしれない。なお、その頃は夜更かしが出来ないから、VHSのビデオに録画して土曜の午後に見ていたはず。隔世の感。

毎年恒例のTVSPは、本作のような軽さとテンポの良さを楽しめものと、ワルサーP38みたいなシリアス目な内容のとを一年おきにやってくれれば良いのだけれど……。

白田秀彰 インターネットの法と慣習

白田秀彰 インターネットの法と慣習-かなり奇妙な法学入門

hotwiredの連載コラムをまとめ直す形で出版された新書である。本書のテーマを一言で表せば「ウェブと法・所有権制度と民主制」とでもなるか。前半は法哲学的トピックと知的財産権についての話。後半はそれよりもネットと民主制に寄ったもの。

以下、後半部分の話に個人的な意見を混ぜた整理。

インターネットに入り浸った経験がある人には、ウェブが可能することに対する夢や理想が色々あるだろう。それは、ビジネスだけでは無く、文化や社会制度や人の考え方、コミュニケーションのあり方についてである。その夢や理想は当然異なってはいるだろうが、方向性は同じだろうと思う。それは、色んな意味で現実社会よりも自由な世界である。その方向付けとは、(是非はあるが)匿名性がいわゆる「タブー」を気にしない一定の自由な言論を可能にしていることや、距離の制約を排し人と人とをP2P的に繋げるウェブのアーキテクチャがもたらしているのではないかと思う。

そんなウェブ的な選好や価値観を持った人=ネット世代は、現実社会の制度や選好に対しては矛盾を感じることも多いだろうに、現実に対して働きかけ、制度を変えていくような活動が活発に行われているかというと、そうではない。今のところ、ウェブ上で現実を変えるような活動をしてるのは、ネット発で現実の社会を変えようという人たちより、もともと社会的な活動をしており、ツールとしてネットを使っている人たちが多いのではないか。

結局、ネット世代人が現実社会を変えようと動かなければ、現実社会はネット世代の利益を反映するようには変化しない。むしろ、現実社会はその自由を制限するためにネットを利用するようになるだろう。それはローレンス・レッシグが予言するところである。アムロの言をもじれば「僕が一番ネットをうまく使えるんだ。一番、一番うまく使えるんだ。」という世界になりつつあるのかもしれない。

本書は、そんな我々に向けての「おまいら少しくらい運動しなさい」という呼びかけである。

呼びかけられた我々は、何が出来るのかを考えて、少しくらいは運動しなければならない。

ウェブ進化論の後に柳の下のどぜう狙いで雨後の筍のように出てきたWeb2.0本を読むくらいなら、絶対に本書を読むべきだろうし、著者の白田先生のサイトもチェックしておくべきである。

  1. 昔、kyoto-u.comの談話室で中核看板が祭あげられていた頃、「男だったら少しくらい運動しなさい。」との名レスをしてドリルに削られまくっていた中核派の萌え萌え女性活動家がいた。彼女は今も運動しているんだろうか。総人正門の巨大看板について Part6)。 []

シャツはだけ過ぎな鳥越氏がネットニュースサイトの編集長に就任

メール、検索ぐらいがPC体験。ブログの世界がこんなに広がっていたのかと気付いたのは最近。オーマイニュースを開始するにあたってそういう現実を知った。
「批判があれば記事を書いてほしい」オーマイニュース鳥越編集長 – ITmedia

この一文にすべてが集約されている。こういう人が責任者になる媒体が成功するはずがない。突っ込まれて弄られてる段階ならましだけど、そのうち、飽きられたら誰にも相手にされなくなりますよ、と。
娘さんにでも、ちゃんとレクチャーしてもらっていれば良かったのにね。

セミの死がいが道に目立ち始める9月の頭の週間記録

  • 今週は結構忙しかったので寝不足。
  • 天災のような仕事が降って来た。
  • AERAの「霞が関女性キャリアの出産」を読んだ。仕事の忙しさとか時間の取れなさとか何とか、色々と女性の仕事と出産・育児問題の代表例かもしれない。
  • 9月8日金曜日の金曜ロードショーは「ルパン三世 TVSP セブンデイズ・ラプソディ」であることを知った。去年のが歴史に残る最悪な内容だったので、流石に今年はアレより悪いことは無いとある意味安心できる。ちゃんと録画予約しないと。(金曜ロードショー)、(公式
  • 健康診断の結果が返ってきた。
  • めんどくさかったが仕方がないので免許更新に行った。データベースの更新のために自分の休日の数時間が無駄になるのはとても嫌なものだった。更新前の免許と写真を比べると著しく太っていた。痩せよう。
TOP

About

プロフィールはAutherに記載。
Twitterアカウントはdominionjp