9月
24
2006
4

労働者の週記

・先週は9時から10時くらいには帰れたけど、今週は詰まっていたモノも色々と動き出して忙しかった。とは言っても同期は朝まで残業して寿司とか食べて帰ってたりするらしいから、比較すれば楽な方なのでしょう。

・総裁選に関係する報道を観察していて、いやあ霞が関っていうのは悪いやつらだなあひどいなあと思った。はあ。

・最近は自分に来る仕事の結果がいったいどうなるのかを考えるようにもなった。これは重要だと思うモノもあれば、義務付けられてはいるけれども、それが一体何になるやらよくわからないモノもある。

・土曜が祝日の場合は、なんで月曜は振替休日にならないの?

・引っ越したいから費用を捻出するために昼飯は弁当を持って行くことにした。

・季節の変わり目だからか体調が悪い。連れの買い物に一緒に行こうと思ったけど断念。。

・そして引きこもり。某所でお奨めされていなかったw、(ハル)という映画を借りてきて見る。まだ情報通信の主力がパソコン通信だったころの話。メールのやり取りの中で、遠く離れた男女の気持ちが通じ合っていくストーリー。ダイアログが音声じゃなくてメールとしての文字で表示される形式が、静かで、独特のスピード感があって、心に沁みた。この映画が作られたときから10年、情報機器を使った通信の形態、技術、方法、そして出来ることは大きく変わってるけど、その目指す本質はきっと変わってないハズ。。。

深津絵里は踊る大走査線みたいなツンデレより、この映画の「(ほし)」や最高の片思い(←古い)の「うさぎ」のようなしっとり目の役があってると思った。

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9月
22
2006
2

市場化テストを

知らないという人が96%らしい。
市場化テスト「知らない」が96%=公共サービス「満足」は減少?内閣府調査

確かに「市場化テスト」って、聞いただけじゃ何のことなのか想像しにくそうですね。

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9月
20
2006
2

日米欧の温度差?

各国(地域)の著作権法の成立までの経緯が想起されるような9月20日現在のニュース。ちょっと面白い。

アメリカは流石というか柔軟だなあ。
日本は良くも悪くもそーいうのを換骨奪胎(←ちょっと使い方おかしい)してる感じ?
ヨーロッパは、、、

●アメリカ
あのYouTubeがついに?!–ワーナーと提携、音楽を無料・合法配信へ – CNET Japan
「投稿(ビデオ)作品中に著作権の設定された音楽が存在することを自動的に探知する技術を開発した」「Warnerは(ユーザーの投稿した)ビデオのアップロードを許可するか拒否するかを選択できるようになる」「(YouTubeから)Warnerに支払うべき著作権料も自動的に計算される」
YouTubeとWarner Musicが提携,Warnerの音楽コンテンツを利用可能に:ITpro
「YouTubeユーザーは,WMGが提供するミュージック・ビデオや音楽を,自作ビデオで合法的に利用できるようになる」

●日本
素人動画サイトを「ゴミ」と見下すテレビ的発想の限界?デジタル家電&エンタメ-最新ニュース:IT-PLUS
「あれはMXさんだからできること」と、その他のテレビ局関係者は口を揃える。
「著作権、守るのも手放すのも必要」――フジ子会社「ワッチミー!TV」の時澤正社長?インターネット-最新ニュース:IT-PLUS
「社員約10人、スタッフ約10人がアップロードされた映像のチェックや利用者へのサポートを担当しており、24時間体制で常時5人程度がチェックできるようにしている」「著作権に違反してもいいというのは、我々が目指しているCGM文化ではない。みんなのための映像共有サイトなのに、その一方で権利を侵害されて困る人がいたら、それはみんなのためにはならない。ただし、何でもかんでも規制をかけたらやりにくくなるのは確かで、自由さと著作権を両立する方法を模索していく」

●欧州
ITmedia News:ベルギーの裁判所、Google Newsは著作権侵害との判決
世界最大の検索エンジンである米Googleはベルギーの裁判所により、フランス語の日刊新聞サイトからの記事の引用の中止を命じられた。オンラインでは一般的なこうした慣行を著作権侵害と判断するのは、これまでにない厳しい判決だ。世界最大の検索エンジンである米Googleはベルギーの裁判所により、フランス語の日刊新聞サイトからの記事の引用の中止を命じられた。オンラインでは一般的なこうした慣行を著作権侵害と判断するのは、これまでにない厳しい判決だ。Googleに対する申し立ては、ベルギー国内でフランス語とドイツ語の出版物の著作権を管理する団体Copiepresseによって行われたもの。

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9月
19
2006
2

いちげんさん ICHIGENSAN

いちげんさん ICHIGENSAN

タイトルで興味持って借りてきた。

留学生の主人公(ちなみに同志社大)が、盲目のヒロインと京都で過ごす1989年から1990年までの一年を描いた映画。
ストーリーは原作がすばる文学賞をとっているということで、なんとなくそういう感じを受けるストーリーですた。
ヒロインの鈴木保奈美はこの作品で引退したんだそうな(そのせいなのか、ヌードが多くてびびった)。
見知った街並みが続々と出てくるから喜んで見入ってたら、隣から「そんなに京都に帰りたいのw?」と突っ込まれた( ゚д゚)

京都市の映画製作助成事業「京都シネメセナ」の第一回の対象作品だそうだけど、映画そのものも助成事業も知らなかったという不覚。
シネメセナとやらは既に「財政非常事態宣言」に伴う緊急対策で事業が休止状態のようで。
映画の街としての京都の復活ってのもなかなか難しいモノですな。

映画に出てきた銭湯「葵湯」ってどこにあるんだろう(下鴨だった)と思ってぐぐってみたら、奇しくも明日9月19日に閉店するそうだ。

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9月
18
2006
2

カナダドライ・パイナップルフィズ

カナダドライ・パイナップルフィズ

炭酸飲料でパイナップル味というのが多くないの(最近のぱっと思いつくのは、ダイドー復刻堂のパインサイダーと、出ては消えるファンタパインくらいか)に加え、カナダドライブランドということで炭酸強めの甘さ控えめにしたところが受けた?

考えながら味わってみれば、甘さ控えめだとややもすれば物足りなくなってしまうところを、パイナップルのあまーい香りがうまく補っている気がしました。

そもそも炭酸飲料で一月以上コンビニに残るというのは快挙なのに、パイナップルのような飲料としてはマイナーなフレーバーで残ったのは凄い(カナダドライ・カシスフィズは速攻で消えたし)。

同時に企画され発売されたサントリー・デカボンベは既に店頭から消えてるわけで、去年からのアクエリアス・フリースタイルの定着といい、最近のコカ・コーラは商品開発力高いなあと。

まぁ本家本元のリアルゴールドやオロナミンCと比べると劣っていて、かつ類似商品が数多くあるデカボンベが売れないのは仕方ないけど、サントリーはバブルマンの乱発も徒労に終わっているような気がするわけでがんばってほしい。

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9月
13
2006
2

テク

テクノラティプロフィール

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9月
13
2006
2

マガジン・ラック

(済)東洋経済新報社 週刊東洋経済8/12・19号
 →今号は書評特集。上に挙げた本の中にもいくつかかぶってるのがあった。ちなみにドリコム社長はマンガを選んでいました。スラムダンクとサンクチュアリとサラリーマン金太郎がオススメだそうです。マンガの趣味合わなそう。

(済)日経TRENDY 11月号
 →巻頭の特集は「そんなに凄いかWeb2.0」という扇情的なタイトル。とはいっても、中身はいつもの特集と大差ない。それよりも第二特集「カラダ復活の科学」の、寝るときに頭の後、つまり(まくら)の温度を周囲より5℃低くするとよく眠れるという記述が気になった。温度調節が出来る枕がほしい。

(済)

オトナアニメ Vol.1  オトナアニメ Vol.1
 更科修一郎 編 / 多根 清史 編
 ISBN:4862480543 200609中旬発行
 洋泉社 新品:\1,000
 オンライン書店ビーケーワンで詳細を見る
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 →最近アニメあんまり見てないなぁ。

(済)

オトナアニメ Vol.2  オトナアニメ Vol.2
 更科修一郎 編 / 多根 清史 編
 ISBN:4862480810 N/A発行
 洋泉社 新品:\1,000
 オンライン書店ビーケーワンで詳細を見る
 Amazon.co.jpで詳細を見る

 →最近アニメあんまり見てないなぁ。

アニメーションノート no.03(2006)  アニメーションノート no.03(2006)
 ISBN:4416806604 2006.10発行
 誠文堂新光社 新品:\1,365
 オンライン書店ビーケーワンで詳細を見る
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 →最近アニ(ry

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9月
12
2006
2

本棚 ―ひとさお目― 10/10

1(済)三酔人経綸問答
 中江 兆民著 / 桑原 武夫訳校注 / 島田 虔次訳校注
 ISBN:4003311019 1979発行
 岩波書店 新品:\630
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→(1965年に書かれた)解説にも書いてあったけど、(当然自分も含めて)いまだに明治の思考の枠組みを抜け出せていない人が多いっつーのは、中江兆民が先進的だったことの証左でもあり、且つ情けないというか悲しいなと。

2(済)インターネットの法と慣習
 白田 秀彰著
 ISBN:4797334673 2006.7発行
 ソフトバンククリエイティブ 新品:\735
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→今現在のソフトバンク新書のラインナップを見た限りではシリーズ中ピカイチかと。感想文は後日→まだ書いてない。→感想書いた。

3(済)神はサイコロを振らない
 大石 英司著
 ISBN:4122046238 2005.12発行
 中央公論新社 新品:\620
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→夜更かしして読了。作者は2ちゃん某板の固定。先日、長年の努力が実を結んでいた。ドラマにもなっていたらしいけど最近本当にテレビを見ないので、帯を見るまでそういうドラマがあったことさえ気づかなかった。設定はアレだけどアイディアが面白かった。

4(済)五重塔
 幸田 露伴作
 ISBN:4003101219 1994.12 発行
 岩波書店 新品:\420
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→解説の言う「求心的な文体」ってのは良くわからないけど、擬古文を読むのは大分久しく、駆け抜けるような印象を持った。

5(済)教科書には載らないニッポンのインターネットの歴史教科書
 ばるぼら著
 ISBN:4798106577 2005.5発行
 翔泳社 新品:\2,499
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→ネット草創期からの日本の個人サイトのクロニクル。自分がネットを初めて使ったのは…高校生の頃学校のホームページを作るためでした。そのころの出来事とかも書かれていて少々思い出深い。それ以来、特に大学に入ってからはネットにずっぷりと浸かって過ごしていたわりには、本書に書いてある出来事は半分以上わからなかったりする。読んでて疲れたw。
 ちなみに我等がkyoto-u.comもhattenをいち早く紹介していたサイトとしてpp.367-368に記録に残されている。たぶん笑えるサイト

 >ビックリした [E-Mail] 2001/02/19(月) 14:58:02
 >http://user.tninet.se/~prv247p/hatt/hatten.swf
 >私のネット生活でいちばん意味のわからないサイトでした。

のことだと思う。ビックリした。

6(済)「所有権」の誕生
 加藤 雅信著
 ISBN:4385321213 2001.2発行
 三省堂 新品:\2,100
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感想はこっち

7(済)アメリカの鏡・日本
 ヘレン・ミアーズ〔著〕 / 伊藤延司訳
 ISBN:4047100013 2005.6発行
 角川書店 新品:\820
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→GHQの諮問委員(もちろんアメリカ人)によって書かれながら、GHQに発禁処分にされた本。アメリカも日本も他の西欧諸国も、当時やってたことはなんら変わらないパワーポリティクスなわけで、日本はアメリカをはじめとした西欧が「近代化」だとして教えた国際社会のルール忠実に守っただけに過ぎないと。それを戦後すぐに喝破していた筆者に乾杯。この本の存在が、冷戦が続くアメリカと、いわゆる戦後民主主義下の日本の中で忘れ去られて来たことも当然だと思える。

8(済)情報の私有・共有・公有
 名和 小太郎著
 ISBN:4757101899 2006.6発行
 NTT出版 新品:\2,625
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→筆者は自分のことを「著作権のシロウト」と言うけれど、長年文化審議会の委員を務めてきたわけで、単に著作権「法」の専門家ではないだけであって、語る内容と掲げる理想はクロウトのモノ。結論についてはこれまでの筆者の著作とそう変化は無いけど、紹介されていた事例が面白かった。著作物の登録制については、某試案他、徐々に関係各方面でも議論が進んできたところ。創造が新たな創造を促進するっていうWeb2.0っぽい視点に共感できるなら買って損は無い。

9(済)物語 現代経済学
 根井 雅弘著
 ISBN:4121018532 2006.7発行
 中央公論新社 新品:\777
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→根井先生の本。この時期にAmazonで発送が1?2週間になっているということはしっかり売れているということで、おめでとうございます。多様な経済思想が必要だという主張については納得のいくところが結構ある。でも、いわゆる「非主流派」経済学者と自称(むしろ僭称)する人の中には、本当にDQNなヒトがいるので困る。そして、そういうDQNなヒトこそ各種メディアに露出が多い気がする。本書で語られるような現代経済学の数十年スパンの流れを見れば、そういうDQNなヒトは淘汰されて行って名も残らないだろうからいいんだろうけど、短期的には結構な問題だと思う。だからこそエコノミスト・ミシュランみたいに一面的・教科書的にDQNをぶった切る本の需要はあるんだろう。

10(済)制度経済学の基礎
 赤沢 昭三〔ほか〕著
 ISBN:4842910887 1999.1発行
 八千代出版 新品:\2,100
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→所有権て面白いなあと思うと結局新制度派に行き着くわけで。本書は本当に基礎と言うか入門と言うか、制度派(こっちはウェブレン効果で知られるウェブレンをはじめとした旧来の制度派)と新制度派(組織の経済学のウィリアムソンや浅沼、法と経済学のコースやポズナー、比較制度分析の青木昌彦等々)と言われる経済学それぞれの分野を概観した本。新制度派全体への入門書としてはエッゲルトソンの制度の経済学の方がちゃんと学べるけど、新制度派って言っても多様すぎるからこうやってさらっと流して各論に没入したほうが効率的かもしれないと思った。

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9月
09
2006
2

ルパン三世 セブンデイズ・ラプソディ

なんとかかんとか9時ぎりぎりに帰宅できたので生で見ますたヽ(゚∀゚)ノ
金曜ロードショー
公式

今作は普通に面白かったです。
ストーリーの流れも悪くなかったし、オチの付け方もいい意味で先が見えていたという感じ。
ファイヤーっていう敵役が、中ボス設定にしてはどうにも小物くさいなーと思ってたら本当に小物役だったし、途中でいい具合にラスボスの転換があったりするところも楽しめた。
あと、ヒロインがこれぐらい目立たないと、それはそれで逆にいい。
ヘタに萌え系声優出されて無駄に目立たせられるよりずっといい。
今作はレンタルが出たら借りて見直す気になれる。

随所に小ネタが入ってて、なんか昔のテレビスペシャルの作品と同じような空気だなーと思いながら見てたんだけど、さっきwikipediaで調べたら脚本やってる人が初期と同じ人だったのね。
ルパン三世体験を思い出してみると、ルパン三世PART〓あたりは生を見ていた気もするけどほとんど覚えておらず、小学校入学前後あたりに再放送でやってた第1シリーズや第2シリーズを見ていた感じ。
で、完全に記憶に残ってるのはテレビスペシャルの「バイバイ・リバティー危機一発!」や「ヘミングウェイ・ペーパーの謎」とかからなので、原体験に近い感じがして、より楽しめたのかもしれない。
そういえばこの頃は夜更かしが出来ないから、ビデオに撮って土曜の午後に見ていたような気がする。
隔世の感があるというか、なんというか。

個人的には、このくらい軽くてテンポよく楽しめる内容のと、シリアス目な内容のとを一年おきにやってくれるのがいいと思った。

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9月
08
2006
2

あまりにもひどい文だったので書き直し:白田秀彰 インターネットの法と慣習

書いてるとき眠すぎて、後で読んだらあまりにもひどい文章だったので書き直し。

src="http://img.bk1.co.jp/bookimages/0269/026945070000_s.jpg" alt="インターネットの法と慣習" style="border: thin outset #EEEEEE"/>  インターネットの法と慣習-かなり奇妙な法学入門
 白田 秀彰著
 ISBN:4797334673 2006.7発行
 ソフトバンククリエイティブ 新品:\735
 bk1で詳細を見る
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このblogのトップページ左からリンクしてるhotwiredの連載コラム(完結)をまとめ直した新書。

本書のテーマを短く言えば「ネットと法(法解釈学ではない)と所有権制度と民主制」とでもなるんだろうか。
前半は法哲学的な話と知的財産権についての話。
後半はそれよりもネットと民主制に寄った話。

以下、後半部分の話に個人的な意見を混ぜた整理。
ネットに入り浸ったりしたことのある人には、ネットが可能すること(ビジネスでは無くてもっと文化とか社会制度とか考え方とかに関しても)に対する夢とか理想とかきっと色々とある。
そういうのは個々に異なってはいると思うけど、大きい目で見たら見たらおんなじような方向に向いてるような気がする。
気のせいかもしれないけど、方向的には現実社会よりも自由主義的(経済的自由というよりは政治適自由の面で)な空気を感じる。
それってのは方々で言われているとおり、匿名性が一定の自由な言論を可能にしていることや、個対個のつながりを実現させるネットのアーキテクチャに依る分があるんだろうと思う。

で、そういうネット発の選好・価値観を持った人てのは、旧来の現実社会の持つ制度や社会的選考には矛盾を感じることも多いだろうに、実際にそういうのと利益相反すると、ほとんどリアルの社会に対して働きかけて何か制度とかを変えようとはしないように思える(ネット上で現実社会に働きかけるような活動をしてるのは、「ネットユーザー→リアル活動」という人たちというよりは、「リアル活動→ネットを使うようになりました」っていう人が多いように思う)。

結局、それってのは、今までずっとサイレント・マイノリティだった一般人にとっては、何かリアルに動くことに対する(主観的な?)期待利得がコストをかなり上回ってるんだろうなと思う。
そうして動かないってことで、ネット世代の利益を代表する利益団体もなかなか生まれてこないし、社会の中の色々な意思決定に代表を参加させることが出来ないので、現実社会はネット世代の利益を反映するようには変化しない。
で、最近の動きを見ていると、逆にネット自体が現実世界の既存利益団体の活動によって色々と変えられようとしているワケで。
つまりローレンス・レッシグの予言が、残念ながら本当のものになってきた、と。
ネット世代が一番ネットうまく使えるんだぁ、のハズなのに。

こまった。
おまいら少しくらい運動しなさい(昔、kyoto-u.comの談話室で中核看板が祭あげられていた頃、「男だったら少しくらい運動しなさい。」との名レスをしてドリルに削られまくっていた中核派の萌え萌え女性活動家がいた。彼女は今も運動しているんだろうか。総人正門の巨大看板について Part6)。

ともあれ、ウェブ進化論の後に柳の下のどぜう狙いで雨後の筍のように出てきたWeb2.0本を読むくらいなら、絶対にこっちを読むべき。
著者の白田先生のサイトも面白いから見るべき。
ちなみに次は「コピーライトの史的展開」よりは柔らかくて、これよりは硬い本を出して欲しいなと思ってたり。
コピーライトの史的展開」よかったけど、、、本気の学位論文は流石に読むのに疲れるし、高いし。

Written by dominion.jp in: 生活 |

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