各国(地域)の著作権法の成立までの経緯が想起されるような9月20日現在のニュースをクリップ。ちょっと面白い。アメリカは流石というか柔軟。日本は良くも悪くもそれを換骨奪胎。ヨーロッパは不便すぎ。

    アメリカ

  • TechCrunchによると、この提携成立の背景には、YouTubeが「投稿(ビデオ)作品中に著作権の設定された音楽が存在することを自動的に探知する技術を開発した」という要因があり、それによって「Warnerは(ユーザーの投稿した)ビデオのアップロードを許可するか拒否するかを選択できるようになる」ほか、「(YouTubeから)Warnerに支払うべき著作権料も自動的に計算される」ようになるという。 あのYouTubeがついに?!–ワーナーと提携、音楽を無料・合法配信へ – CNET Japan

  • 米YouTubeと米Warner Music Group(WMG)は,YouTubeの動画共有サイト「YouTube」によるコンテンツ配信に関して提携関係を結んだ。両社が米国時間9月18日に明らかにしたもの。WMGは,同社が所有するミュージック・ビデオや音楽コンテンツをYouTubeで配信する。「YouTubeユーザーは,WMGが提供するミュージック・ビデオや音楽を,自作ビデオで合法的に利用できるようになる」(両社)。
    YouTubeとWarner Musicが提携,Warnerの音楽コンテンツを利用可能に – ITpro

    日本

  • 東京地盤のテレビ局、東京メトロポリタンテレビジョン(MXTV)が自局で放送中の番組「BlogTV」をあのYouTubeなどの動画投稿サイトに自ら配信するという試みを開始した。各テレビ局は動画投稿サイトに違法にアップロードされた番組に対し、膨大な数の削除要請を時間とコストをかけて行っているが、今回は当のテレビ局自身がアップロードを行い始めたわけだ。当たり前だがこれを合法的に出来るのはテレビ局以外にはあり得ないのだが、非常に積極的で革新的な戦略だと言える。(江口靖二)
    「あれはMXさんだからできること」と、その他のテレビ局関係者は口を揃える。MXTVは東京の最後発かつ、唯一のUHF局ということで認知度はあるが実際に見ている人(UHFアンテナを立てたり、ケーブルテレビ経由で見られる状態にある人)は多くないという事情があり、1人でも多くの視聴者を獲得したいという思いは人一倍強い。キー局のようなネットワーク局もないので単独の判断が可能だ。著作権に関しては新番組であるから権利処理できることだけやればいいし、出演者は司会のKNN神田敏晶氏を中心に全員ネット側の人々だから問題はない。そして何よりも、今回は番組スポンサー(ネット関連サービスのデジタルガレージ)の意向が強く働いたはずだ。
    こうしたことから、今回のBlogTVのケースがすぐに他のキー局に波及するとは考えにくい。MXTVも「BlogTVのコンセプトがMXTVの全番組に適用される訳ではない。抗議すべき著作権違反にはきちんと対応していく」としている。そもそもキー局は話題性や実績はともかく、すでに様々な形でネット配信を行っている。
    理由はどうあれ、こうした試みがパンドラの箱を開けたことになるのを後になって気が付くことになるに違いない。
    では、テレビ局は動画投稿サイトについてどう考えているのだろうか。テレビ関係者はこう言う、「素人動画はゴミだ」。
    素人動画サイトを「ゴミ」と見下すテレビ的発想の限界 – IT-PLUS

  • 社員約10人、スタッフ約10人がアップロードされた映像のチェックや利用者へのサポートを担当しており、24時間体制で常時5人程度がチェックできるようにしている」「著作権に違反してもいいというのは、我々が目指しているCGM文化ではない。みんなのための映像共有サイトなのに、その一方で権利を侵害されて困る人がいたら、それはみんなのためにはならない。ただし、何でもかんでも規制をかけたらやりにくくなるのは確かで、自由さと著作権を両立する方法を模索していく。
    「著作権、守るのも手放すのも必要」――フジ子会社「ワッチミー!TV」の時澤正社長 – IT-PLUS

    ヨーロッパ

  • 世界最大の検索エンジンである米Googleはベルギーの裁判所により、フランス語の日刊新聞サイトからの記事の引用の中止を命じられた。オンラインでは一般的なこうした慣行を著作権侵害と判断するのは、これまでにない厳しい判決だ。世界最大の検索エンジンである米Googleはベルギーの裁判所により、フランス語の日刊新聞サイトからの記事の引用の中止を命じられた。オンラインでは一般的なこうした慣行を著作権侵害と判断するのは、これまでにない厳しい判決だ。Googleに対する申し立ては、ベルギー国内でフランス語とドイツ語の出版物の著作権を管理する団体Copiepresseによって行われたもの。
    ITmedia News:ベルギーの裁判所、Google Newsは著作権侵害との判決