2007年 3月 の記事

森見登美彦 新釈 走れメロス 他四篇

森見登美彦の「新釈 走れメロス」を読んでいたら、「藪の中」の途中から、なぜか無性にテキーラ飲みながらフライドポテトにかじりつきたくなり、酒とツマミを買いに走る。筆者の小説は、つくづく左京区を中心に渦を巻いていて、そして全てがどこかしら歪んでいる。それは、よく見知った左京区に、ワンルームで一人壁を向いて朝から晩まで練り上げた妄想を加味した世界のよう。

テキーラ飲みながら歪な左京区に浸っていると、木屋町の変な店を思い出した。塩をツマミにキンキンに冷えたグラスでトロトロの最高のオルメカを飲める店。でも、なぜかラーメン屋だし、おいてる酒はそれしかなかった。筆者の小説には、そんなのにも通じるカオスで不思議な京都が詰まっている。

いつか、本作に出てきた小道具が全部伏線になって大長編になることを期待。

ちなみに今回「百物語」にも出てきた北白川別当町の喫茶店ジュネスのハンバーグは、以前も書いたとおり、本当に京都市内でも最高水準だと思うので、あの辺に住んでる人はぜひ一度食すべきである。

サイン欲しかったなぁ。

財布を買った。

以前のエントリで、カードポケットが内向きに付いている二つ折り財布が世の中には極めて少なくて不満だと書いていたが、本日購入しました。1万円台の予算制約だったが、その枠内では1年ほど探しても理想のものが見つからず断念し、前々から存在は知っていた予算を大幅にオーバーした品に手を出すことに。購入場所は池袋西武で、品物はGANZOという国内メーカーのブライドルレザーの財布

映画を見て帰る予定だったが、買い物をしすぎたという罪悪感にさいなまれ疲れてしまい、映画を見ずに帰宅。連れに「男って買い物するの嫌いだよね。」と言われる。ええ、嫌いです。貧乏性なので。

西武とは別の鞄・財布店で財布を物色中にも条件に合う財布(それは革とデザインが嫌だった結局買わなかった。)を見つけて矯めつ眇めつ見ていたところ、店員から「これ、カード入れの向きが内向きだから落ちなくて便利なんですよ~。」と薦められた。速攻で「そーなんですよ、二つ折りの財布で一番重要なのってソコだと思うんですよ!」と力強く同意を求めたら、「アハハー」と笑って適当に返されたが、やはりソコは一番重要だと思う。

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