ヒューマン2.0
渡辺 千賀著
発売日:2006.12
出版社:朝日新聞社
価格:\735
ISBN:4022731222

シリコンバレーの(主に)ITエンジニアの働き方を紹介した本である。筆者の言うヒューマン2.0という働き方は、今の典型的な日本の公務員の対極にあるような働き方である。

終身雇用制度の功とは、教科書的には「雇用をコミットすることで労働者にその組織の関係特殊的能力を修得させるインセンティブを与える」ことだが、この本に出てくるようなプロフェッショナルにとっては、終身雇用は魅力にならないのは当然だろう。

公務員もだんだんとこういう働き方に近くなっていくのかもしれないし、良い悪いはともかく、各個人が組織内で修得していきたいと考える能力は変わるだろう。自分の力で再就職先を見つけろというのは、そういうこと。

    • 筆者は以下のような働き方をヒューマン2.0と呼んでいる。

    • フリーランス:組織ではなく個人で働く
    • ライフスタイルワーカー:自分の好きな場所で働く
    • チャンクワーカー:一定の期間働き、一定期間は自分の好きな生活をする
    • ポートフォリオワーカー:いくつかの仕事を掛け持ちして働く