2008年 12月 7日 の記事

新宅純二郎・柳川範之編、2008、フリーコピーの経済学、日本経済新聞社

大学の頃から編者のお二人が関係する本をいくつか読んできたけど、本書はコンテンツ産業事情論の寄せ集めという感じな上に、中身が軽い。文体も横書きの本なのにですます調で違和感。もっと、「はじめに」に書いてあるような、世の中フリーコピー化したらどうなってしまうのかという掘り下げた分析が欲しかった。

ただ分量不足ながらも「第5章オンラインゲームのビジネスモデル」は、ネトゲーの料金体系の妙味が書かれており、IOチックな分析ではなかったもののなかなか面白かった。てことで、本書を読み終わってから、5章の主オーサーと思われる野島美保氏の「人はなぜ形のないものを買うのか – 仮想世界のビジネスモデル」も続けて買ってみました。

フリーコピーの経済学 – デジタル化とコンテンツビジネスの未来
新宅純二郎・柳川範之編
発売日:2008年7月
出版社:日本経済新聞社
価格:\2,940(本体:\2,800)
ISBN:978-4-532-13356-6

 

人はなぜ形のないものを買うのか – 仮想世界のビジネスモデル
野島美保
発売日:2008年10月
出版社:NTT出版
価格:\2,940(本体:\2,800)
ISBN:978-4-7571-2223-9

京都行2008その3

24日(月)
この日は午前中から雨。だけど伏見稲荷一周。昔の月桂冠のCMをふと見て、伏見稲荷に無性に行きたくなったのである。京阪電車を降りたとこから、もう頭の中ではCM曲の安全地帯「あの頃へ…」がぐるぐる。

とりあえず山腹の本殿にお参りし、稲荷山一周へ。千本鳥居をくぐる辺から「あの頃へ…」がさらにぐるぐる。一の峰までは休まず登り上之社神蹟に参拝し、復路の四ツ辻の売店で休憩。更に月桂冠の一合瓶購入。そこから山腹までの帰りの道すがらはその瓶を片手に、気分はもうプチ真田寛之wそれにしてもスーパー運動不足なので、ちゃんと整備された道とはいえ、山坂道を小一時間歩くのがしんどかった。。

午後いっぱいは京都国立博物館へ。常設展示が展示館の新築でしばらくお休みになってしまうということなので、これはちょうど良いタイミング。

とりあえずは特別展の「japan 蒔絵」展を見る。この蒔絵展は1月から六本木のサントリー美術館へ巡回するので、無理に見る必要はないんだけど、サントリー美術館は混みそうなので見てしまった。漆器が「japan」なのに納得させられる展示であった。
普段の生活の中には展示されているような凄い蒔絵の小物入れやら櫃やら家具やらなんてものはない。でも、味噌汁はプラの漆器風お椀で飲むし、たまにお吸い物のときなどは同期から貰った蒔絵のお椀を使う。漆器って、そんな文化がある日本って、やっぱ素晴らしいヽ(´∇`)ノ

平常展示の方では国宝への道として源頼朝と平重盛の肖像、鳥獣戯画、雪舟の山水図と、小学生でも知ってるような超有名な国宝がズラリと一同に。これは凄かった。さすが国立博物館、という感じ。これに加えて刀剣の展示では酒天童子を斬ったという童子切安綱まで東京国立博物館から来ていた。サヨナラ展示万歳。館を出るころにはおなかいっぱい。

夜はとんかつ。

翌日は朝の新幹線でそのまま出勤。伏見稲荷一周がたたってふくらはぎがが肉痛の1日。

1 真田広之が鳥居をくぐるシーンからはじまり、「日本の赤は瞼に熱い 日本の赤は心に融ける 花鳥風月 月桂冠」というやつ。よく金曜ロードショーでサンゲツのカーテンのCMと一緒に流れていた。思えば、あれは自分の中の京都の原風景かもしれない。

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