大学の頃から編者のお二人が関係する本をいくつか読んできたけど、本書はコンテンツ産業事情論の寄せ集めという感じな上に、中身が軽い。文体も横書きの本なのにですます調で違和感。もっと、「はじめに」に書いてあるような、世の中フリーコピー化したらどうなってしまうのかという掘り下げた分析が欲しかった。

ただ分量不足ながらも「第5章オンラインゲームのビジネスモデル」は、ネトゲーの料金体系の妙味が書かれており、IOチックな分析ではなかったもののなかなか面白かった。てことで、本書を読み終わってから、5章の主オーサーと思われる野島美保氏の「人はなぜ形のないものを買うのか – 仮想世界のビジネスモデル」も続けて買ってみました。

フリーコピーの経済学 – デジタル化とコンテンツビジネスの未来
新宅純二郎・柳川範之編
発売日:2008年7月
出版社:日本経済新聞社
価格:\2,940(本体:\2,800)
ISBN:978-4-532-13356-6

 

人はなぜ形のないものを買うのか – 仮想世界のビジネスモデル
野島美保
発売日:2008年10月
出版社:NTT出版
価格:\2,940(本体:\2,800)
ISBN:978-4-7571-2223-9