「準児童ポルノ」について
児童ポルノの範疇にアニメやマンガを「準児童ポルノ」として含めることについて、日本ユニセフ協会の人曰く、
「実在しないキャラクターであっても、児童を性的対象として描写すると、結果として実在の子どもが性的対象として見られることにつながりかねない」
これまでこういう感覚が理解できなかったところ、ちょうど一月ほど前に読んだ(リンク先でも触れられている)「マンガ論争勃発」にて、伊藤剛氏がこの感覚の溝について説明をしており、それが胸にすとんと落ちたのでメモ。
どうも、僕の観察では、萌えフォビアというのは、その人の美的な趣味とか、どんな教育を受けたとか、リベラルか保守か全く関係がない。それはキャラに対する感受性の多寡でしか線が引けない。キャラの背後に必ずしも身体を想像しないでも読み進める人は寛容だし、キャラの背後に自然主義的に現実の身体が指し示されているはずだという読みしかできない人は不寛容になる。
冒頭のユニセフ協会の人の「結果として実在の子どもが性的対象として見られることにつながりかねない」との主張は、まさに自分がキャラを通して現実の子供を見てしまうが故なのだろう。
こういう想像力の方向性の違いによる人と人の認識の断絶は、感情でなく理屈でこそ埋めていかないといけないんでしょうな。
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