今日は久しぶりに最寄駅の駅ビルの食品売り場の営業時間中に駅に着けたので、夕飯を物色に寄った。ふと思い立って、魚屋ですじこ購入。、ラップには「旬」というシールが貼ってあった。やっぱり人間、旬のものを食べなければいけない。

帰宅し、てきとーにいくらの作り方を検索しながら作業開始。

まず漬け汁作成。適当に酒とみりんと醤油を2:1:0.3くらいでブレンドし、火にかける。使った酒はこれも秋が旬のひやおろしである。強火で沸騰させたところ、瞬時にアルコールに引火して鍋の中が燃え上がってビビりあがる。とりあえず漬け汁は放置。

次にボールに50℃程度の湯を張り、4%のめやすで塩を溶かし、そこにすじこ投入。菜ばしでかき混ぜ、やわらかくなってきたら手でほぐしつつ、すじこの筋を取り除く。ふだんイクラの醤油漬けとして売っているものを食べるときは何も感じないのだけど、こうしてすじこをほぐし、血合のような、およそ気味の良いとは言えない卵巣の薄皮を剥いでいると、ここまで卵を育てたのに産卵するまえにつかまってしまった母鮭の無念さのようなものが感じられ、うらさびしく、秋につきづきしいような気分になる。ああ、旬だ。こうして食卓に上がってくれる鮭の生命に感謝の意を捧げつつ、イクラをほぐしつづける。

ほぐれたイクラをいったんざるにあけたあと、上で使ったお湯と同じくらいの濃度の塩水を満たしたボールの中にさらしながら、細かい薄皮を取り除く作業を数回繰り返す。適当なところであきらめて、筒型のタッパーにイクラを入れ、漬け汁を加えて冷蔵庫のチルドルームに安置。

明日の朝はちょっと早めに起きて味見をしてみよう。